二十代 島津 綱貴(しまづ つなたか)

慶安3(1650)年~宝永元(1704)年 島津家20代当主。父は綱久、母は伊予松山藩主松平定頼(さだより)女。父綱久が寛文13(1673)年に死去したため、家督継承者が得る薩摩守に任命される。貞享4(1687)、祖父光 […]

十九代 島津 光久(しまづ みつひさ)

元和2(1616)年~元禄7(1694)年 島津家19代当主。父は家久、母は島津忠清(ただきよ)女、養母は義久の娘である亀寿。鹿児島にて誕生し、寛永元(1624)年に8歳で江戸へ赴く。寛永15(1638)年、家久の看病と […]

十八代 島津 家久(しまづ いえひさ)

天正4(1576)年~寛永15(1638)年 島津家18代当主。父は義弘。義久の娘亀寿と結婚し家督を相続する。その後、義弘と共に朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に従軍。朝鮮から帰国後、親豊臣派の老中伊集院幸侃(こうかん)を伏見 […]

十七代 島津 義弘(しまづ よしひろ)

天文4(1535)年~元和5(1619)年 島津家17代当主。父は貴久。天文23(1554)年、南九州を転戦、元亀3(1572)年、日向国の木崎原の戦い(現宮崎県えびの市)で宿敵伊東氏に大打撃を与え、大隅・日向統一の道筋 […]

十六代 島津 義久(しまづ よしひさ)

天文2(1533)年~慶長16(1611)年 島津家16代当主。父は貴久。元亀元(1569)年、薩摩国を平定。元亀3(1572)年に弟義弘が伊東義祐(よしすけ)を木崎原(現、宮崎県えびの市)の戦いで破り、大隅・日向方面で […]

十五代 島津 貴久(しまづ たかひさ)

永正11(1514)年~元亀2(1571)年 島津家15代当主。父は島津家庶流相州家の島津忠良。義久・義弘・歳久・家久4人の息子を持つ。大永6(1526)年(翌年という説もあり)、14代当主勝久に養子に迎えられ家督を継承 […]

十四代 島津 勝久(しまづ かつひさ)

文亀3(1503)年~天正元(1573) 島津家14代当主。父は忠昌。はじめは頴娃(えい)氏へ養子に出されるも、永正16(1519)年、早世した2人の兄の跡を継ぎ家督を相続。当時の内乱状況を収めることができず、大永6(1 […]

十三代 島津 忠隆(しまづ ただたか)

明応6(1497)年~永正16(1519)年 島津家13代当主。父は11代忠昌。永正12(1515)年の兄忠治の死後、家督を相続。翌年、備中国(現、岡山)より三宅国秀(くにひで)が琉球を攻め入ろうとした際、室町幕府将軍足 […]

十二代 島津 忠治(しまづ ただはる)

延徳元(1489)年~永正12(1515)年 島津家12代当主。父は11代忠昌。永正5(1508)年に家督を相続し、琉球国へ友好関係と貿易統制を琉球国王尚真(しょうしん)に求めている。一方で領国中では内乱の最中であり、永 […]

十一代 島津 忠昌(しまづ ただまさ)

寛正4(1463)年~永正5(1508)年 島津家11代当主。10代当主であった父立久の逝去により12歳で家督継承。当主時期は一族の島津国久らの反乱や領国内の対立が広がり、「国中大乱」と言われた。幕府より琉球へ朝貢船(ち […]