十代 島津 立久(しまづ たつひさ)
永享4(1432)年~文明6(1474)年 島津家10代当主。父は忠国。文明2(1470)年家督継承。立久の当主在任期間はわずか4年であったが、それ以前より父に代わって市来氏を討伐するなど働きをみせている。父忠国の専制を […]
九代 島津 忠国(しまづ ただくに)
応永10(1403)年~文明2(1470)年 島津家9代当主。父は久豊。日向国穆佐(むかさ)城(現、宮崎市高岡町小山田)で誕生。永享2(1430)年、総州家の島津久林(ひさもり)を日向徳満城(現宮崎県えびの市東川北)で自 […]
八代 島津 久豊(しまづ ひさとよ)
永和元(1375)年~応永32(1425)年 島津家8代当主。父は6代氏久。日向国穆佐(むかさ)城(現、宮崎市高岡町)を拠点に兄元久の領国経営を補佐していたが、応永18(1411)年元久が急逝、元久唯一の男子が出家してい […]
七代 島津 元久(しまづ もとひさ)
貞治2(1363)年~応永18(1411)年 島津家7代当主(奥州家)。父は6代氏久。父氏久とともに九州探題今川了俊(りょうしゅん)と対立し続けた。明徳4(1393)年総州家(そうしゅうけ)の伊久・守久親子が不和の際、両 […]
七代 島津 伊久(しまづ これひさ)
貞和3(1347)年~応永14(1407)年 島津家6代当主である師久の長男。総州家2代。元久とともに島津家7代当主と数えられることもある。父の跡を継ぎ薩摩国守護職となり、叔父氏久とともに南九州を治める。北朝方の武将であ […]
六代 島津 氏久(しまづ うじひさ)
嘉暦3(1328)年~嘉慶元(1387)年 島津家6代当主、奥州家(おうしゅうけ)の祖。父の貞久は貞治2(1363)年、三国守護職のうち薩摩国守護職を師久に、大隅国守護職をその弟氏久に譲り渡した。氏久とその子孫が代々陸奥 […]
六代 島津 師久(しまづ もろひさ)
正中2(1325)年~永和2(1375)年 島津家6代当主、総州家(そうしゅうけ)初代。父は5代貞久。貞久は貞治2(1363)年、三国守護職のうち薩摩国守護職を師久に、大隅国守護職を氏久に譲り渡した。師久とその子孫の多く […]
五代 島津 貞久(しまづ さだひさ)
文永6(1269)年~貞治2(1363)年 島津家5代当主。父は4代忠宗。元弘3(1333)年、後醍醐天皇に味方した足利高氏(尊氏)の催促に応じ、大友・少弐(しょうに)氏らとともに鎌倉幕府に反旗を翻し、幕府の拠点であった […]
四代 島津 忠宗(しまづ ただむね)
建長3(1251)年~正中2(1325)年 島津家4代当主。父は3代久経。元軍が九州北部に襲来した弘安の役の際に父と共に筑前国筥崎(現福岡県福岡市東区)に出陣する。和歌を嗜み、「新後撰和歌集(しんごせんわかしゅう、勅撰和 […]
三代 島津 久経(しまづ ひさつね)
嘉禄元(1225)年~弘安7(1284)年 島津家3代当主。父は2代忠時。文永11(1274)年、元の大軍が北部九州に襲来した(文永の役)。元軍退去後、鎌倉幕府は西国に所領を持つ御家人たちに九州防衛を命じ、久経は筑前国筥 […]